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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2012年12月31日

はじめに

被災された皆さまへ
謹んでお見舞い申し上げます。

東北の中でも比較的被害の少なかった山形に住む者として何かできないかと考え、個人ボランティアとして活動しています。
今までボランティアをしたことがない自分がしてきた活動ですので皆さんにもできると思います。

ただし被災地では状況が日々、分単位で変わってることもありここに書いてあることはほぼ全て過去形ですので実際に活動される際はできる限り最新の情報を集めてください。
そして自分のできる範囲を超えることがないように活動してください。

実際、初めて被災地の避難所に行った後の数日間は被災地の夢を見ました。
幸い津波の被害の場面ではなく避難所の皆さんの顔でしたので大丈夫でしたが精神的に弱い方はご注意ください。  


Posted by 慎二 at 23:59Comments(0)はじめに

2011年08月23日

庭の泥出し作業

津波によって庭に溜まった泥の除去作業を行ないます。
私が活動したのは宮城県東松島市『東松島災害ボランティアセンター』(東松島VC)です。

作業時の服装は上から帽子、N95活性炭入り防塵マスク、ツナギ、ゴム手袋、鉄芯・踏み抜け防止版入り長靴です。
作業時に使用した物は全てVC貸し出し(スコップ、土嚢袋)です。
その他の持ち物は食料、飲み物、救急セット、雨具です。
7月の活動でしたが持って行ったのはパンx5、ペットボトル飲料500mlx4、非常用にカロリーメイト1箱、ゼリー飲料、塩飴です。
消費はペットボトル飲料x4(+差し入れ500mlx2)と支給の塩飴、昼食のパンx2です。

活動内容は庭の土の上に溜まった泥を土嚢袋に詰めていきます。
草が生い茂っていたため、草とりチーム、泥出しチームに分かれて作業しました。

草が履いているのは「土」ではなく「泥」なのでそのまま土嚢袋に詰めます。
土嚢袋に入れる目安は半分くらいです。それでも結構な重さになります。

暑いこともあり30分作業、10分休憩で午前2時間、午後2時間の活動でした。
  


Posted by 慎二 at 00:12Comments(0)活動

2011年07月18日

側溝の泥だし作業

津波によって側溝に溜まった泥の除去作業を行ないます。
私が活動したのは宮城県東松島市『東松島災害ボランティアセンター』(東松島VC)です。

作業時の服装は上から帽子、N95活性炭入り防塵マスク、ツナギ、軍手(ゴム手袋)、鉄芯・踏み抜け防止版入り長靴です。
作業時に使用した物は全てVC貸し出し(スコップ、十能、バール、土嚢袋)です。
その他の持ち物は食料、飲み物、救急セット、雨具です。
7月の活動でしたが持って行ったのはパンx5、ペットボトル飲料500mlx4、非常用にカロリーメイト1箱、ゼリー飲料、塩飴です。
消費はペットボトル飲料x4(+休憩中に組んだ水500ml)と支給の塩飴、昼食のパンx2です。

活動内容は側溝のふたを外し、中に溜まった泥を土嚢袋に詰めていきます。
私は、安全靴を履いていたためふた開け作業をしました。
器具を使って1つふたを開けた後に手でもう1つのふたを開けます。
ふた開けは軍手が楽ですが2時間で擦り切れました。
泥出し隊の制御も兼ねているので開ける数、タイミングにも気を使います。
ふたにも泥が付いているためその泥も取ります。

中の泥出しはまずふたが閉まる部分の泥を落します。
そして中の泥をスコップ、じょれんを使って大まかに取り十能できれいに取ります。
土嚢袋に入れる目安は半分くらいです。それでも結構な重さになります。

作業後に道路をはき掃除をして終了です。

暑いこともあり20分作業、10分休憩で午前2時間、午後2時間の活動でした。
それでも体力の限界に達し、後半は休憩してる人もいました。  


Posted by 慎二 at 00:12Comments(0)活動

2011年07月03日

住宅(瓦礫)の片付け作業

住宅(瓦礫)の片付け作業津波被害にあった住宅の片付け作業を行ないます。
私が活動したのは宮城県気仙沼市気仙沼市『小泉浜災害ボランティアセンター』(はまセン)です。

作業時の服装は上からヘルメット、防護ゴーグル、N95活性炭入り防塵マスク、ツナギ、皮手袋、鉄芯・踏み抜け防止版入り長靴です。
作業時に使用した物はヘラ付カッター、スプレー缶穴あけ工具です。
その他の持ち物は食料、飲み物、救急セット、雨具です。被災地では何も買えないと思って準備して下さい。
5月の活動でしたが持って行ったのはパンx5、ペットボトル飲料500mlx2、水4L、非常用にカロリーメイト1箱、ゼリー飲料、塩飴です。
消費はペットボトル飲料x2です。昼食ははまセンにてボランティア向けに提供されているものを頂きました。募金箱が設置されていますので美味しく頂いて寄付にご協力を!!
※水の量が多いのは活動時にライフラインが寸断され水道が使えなかったためです。水は飲用だけでなく手洗い、怪我をしたときにも使えるので忘れないようにしましょう。

活動内容は住宅、家財を指定された分別に従い撤去していきます。
足元が悪く、釘、ガラスが散乱しているので注意が必要です。釘の踏み抜き事故が多発しています。
傷により破傷風に感染するリスクもあります。特にガラスの取り扱いには注意が必要です。
まずは大きい物から撤去し、細かい物へと移っていきます。
チームによっては分類毎に徹底して集めていく方法を取っているところもあるようです。
写真、賞状などは大切に扱い持ち主にお返しするため決まった場所に保管します。
スプレー缶は炎天下に置いておくと爆発する危険性があるためガスを抜いておきます。
出し切る暇がないので人からはなれた場所で缶に穴を開けましたが勢いよく内容物が出るので注意が必要です。
50分作業、10分休憩で午前3時間、午後3時間の活動でした  


Posted by 慎二 at 00:01Comments(0)活動

2011年06月03日

活動場所の探し方

ボランティア活動しようと思ったときに一番最初に決めなければならないのがどこで何をするかです。
もし地元でボランティアバスなどを運行しているのであればそれに参加するのが一番手軽でよいと思います。
多少に費用はかかりますが個人で行くよりも安く、確実に活動できると思います。

個人で行く場合は社会福祉協議会で運営しているボランティアセンターに行くのが一般的なようです。
全国社会福祉協議会のサイトで各地のボランティアセンターの設置状況、受け入れ状況が確認できます
http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html

個人でも受け入れているのか、県外からも受け入れているのかを確認します。
各ボランティアセンターのブログにて活動内容や宿泊場所(テント)、駐車場、生活情報が確認できます。
ボランティアセンターが現地のニーズとボランティアをマッチングして派遣するのが目的で設置されていますのでなるべく問い合わせは避けてください。
現地で活動されたボランティアの方のブログを探して質問するとより細かい情報を教えてもらえたりしますので個人の方に聞くのがお勧めです。

場所が決まったらあとは交通機関です。
被災地に行くわけですので情報収集は念入りにお願いします。
とくに自家用車でナビがあるから大丈夫と思った方は要注意です。
地図で建物を目印になんて思っていても建物がありません
ナビで案内された先は行き止まりと言うこともあります。
実際、45号線の橋は知っているだけ2箇所なくなってます。

そんなときは是非Google Earth を利用してください。
震災後の写真になっていますのである程度状況がつかめます。
Google Maps でルートを探してGoogle Earth に切り替えるのがお勧めの使い方です。
http://maps.google.co.jp/

またNPO団体、ボランティア団体が独自にボランティアセンターを設置しているところもあります。
どこも取りまとめしていないので口コミであったりツイッターなどで広まっています。
自分が活動させて頂いてる『はまセン』も岐阜のNPOが設置しています。
http://hamacen.hida-ch.com/  


Posted by 慎二 at 00:52Comments(0)はじめに

2011年06月03日

ボランティア時の装備について

現地でボランティア活動する際の装備についてです。
今回の震災では津波による被害が多かったため水害型の装備が推奨されています。
http://rsy-nagoya.com/rsy/common/pdf/suigai-manual.pdf

実際に私がはまセンで活動した際の装備は以下のとおりです

ヘルメット …落下物より頭を守る
防護ゴーグル…砂埃より目を守る
防塵マスク …感染症、アスベストによるリスクがあるためN95タイプを使用しています。また臭い対策に活性炭入りのものを使っています
革手袋   …ガラスを扱うため革手袋を使用しました。泥かき時はゴム手袋が必要になります。
ツナギ   …長袖で肌の露出を控えてます。ツナギのメリットはしゃがんでも背中が露出しないことです。デメリットはトイレがちょっと大変です。着慣れてない人は作業着をお勧めします。
長靴    …つま先に鉄芯、靴底に鉄板が入っている物です。鉄板中敷のみも売っています。

カッター  …絡まった糸、網の切断に使います。
スプレー穴開…中身の入ったスプレー缶の穴あけを行うので叩くことによる火花を避けるため専用工具を使用しています。

ほかに活動内容にあわせるため以下の物を常備しています。
軍手、ビニール手袋(超薄手)、ゴム手袋、ゴム付軍手  


Posted by 慎二 at 00:29Comments(0)はじめに

2011年05月25日

物資配布作業

全国から届いた物資を避難所に届け、配布を行ないます

作業時の服装は私服です。汚れてもいい服を着れば大丈夫です。
作業時に使用した物はマジックペン、ガムテープ、ヘラ付カッターです。
その他の持ち物は食料、飲み物、救急セットです。被災地では何も買えないと思って準備して下さい。
4月下旬の活動でしたが持って行ったのはおにぎりx2、ペットボトル飲料500mlx2、水500ml、非常用にカロリーメイト1箱、ゼリー飲料です。
消費はおにぎりx2とペットボトル飲料x2です。
※水は飲用だけでなく手洗い、怪我をしたときにも使えるので忘れないようにしましょう。

配布したのはサイズ毎に分けられた衣料福袋とフリーマーケットの雑貨品です。
心がけることは目配り、気配りです。
事前に避難所管理者に了承を得た後に場所を借りて並べます。
あとはある程度の公平性を保つ必要があるのでルールの説明をして取りに来てもらいます。

一応、数量制限はかけましたが後半は残量を見ながら対応しました。

ダンボールに詰めた物資を避難所に置いて行くよりも配って残った物は持ち帰るようにすると避難所が物資で埋もれることもなく有効活用できて良いようです。  


Posted by 慎二 at 00:50Comments(0)活動

2011年05月25日

物資仕分け作業

全国から届いた物資を避難所に届けるために再仕分けを行ないます。

作業時の服装はツナギ・防塵マスクです。結果として汚れてもいい服装のみで問題ありませんでした。
作業時に使用した物はマジックペン、ガムテープ、ヘラ付カッターです。

作業内容は全国から届いた物資を配布しやすいように服なら性別、サイズ毎に箱に仕分けていきます。
自分が担当したのは子供向けのお楽しみ袋で子供向けの物資を入れた福袋のような物です。
作業のポイントは極端に中身が違うのは問題になるためある程度均一にすることです。
例えば物資の都合でお菓子入り物と入っていない物ができるのは仕方ないのですがそれを同じ避難所に配布しないように別の箱に詰めます。
トラックには段ボール箱を満載するため中身がわかるように底以外の5面と配布時にわかるようにフタの内側にマジックで内容と数量を書きます。
段ボール箱は再使用しているため以前に書かれた内容は×印で消します。

これは支援物資を送るときにも底以外の5面に内容、数量が書かれていると外からわかるので非常に助かります。  


Posted by 慎二 at 00:29Comments(0)活動